データ仮想化のリーダー、Denodo Technologies(本社:カリフォルニア州パロアルト以下Denodo)は、Denodo Coronavirus Data Portal(コロナウイルス・データ・ポータル, 以下CDP）を公開したことを発表しました。CDPは新型コロナウイルス(以下COVID-19)に関する最新かつ最も信頼できるデータを集めた協調的プラットフォームで、パンデミック対策を支援するとともに予防策を促進し、完治までの期間を短縮します。
CDP はDenodo Platformのデータ仮想化機能を使用して、分散しているグローバル・データ・セットをリアルタイムに統合およびキュレーションし、統合されたデータをデータ・サイエンティスト、アナリスト、研究者、および他の関係者がただちに利用できるようにします。現時点で、40個の異なるデータ・ソースの400個を超えるデータ・セットが、CDPに統合されています。
弊社のお客様およびパートナー様は無制限にCDPにアクセスできます。また今後数か月の間は、あらゆるユーザー、企業、公的・私的機関の皆様もアクセスできます。パンデミックの状況によっては、アクセスできる期間が延長される可能性もあります。さらに、すべての分析機能を備えたサンドボックス・バージョン（Denodo Express - COVID-19エディション）にも自由にアクセスできます。
- CDPの主な機能:
- COVID-19に関するグローバル・データ（病気の感染率と死亡率、医療施設の状況、ワクチン研究開発、経済的影響、および他のデータ）の提案、アップロード、および共有
- さまざまな視点でパンデミックと闘うために、COVID-19に関するデータを調査および統合
- Tableau、Power BIなどのBIツールを使用して、統合されたデータを可視化し、データから説得力のある洞察を獲得 • 提供されているAPIサービス・レイヤーを介してCDPを他のアプリケーションに接続することで、幅広い用途で使用できるようプラットフォームの拡張
Denodoの創設者兼CEOのÁngel Viñaは、次のように述べています。「正当なグローバル・データ・リポジトリから統合されて、CDPで精選されたデータ・セットにより、あらゆる組織が精選されたデータを理解できるようになります。精選されたデータは、重大な科学的根拠に裏付けられた、感染症モデリングの実践およびエビデンスに基づく流行抑制方法で構成されます」。
Denodoは、CDPの基盤となるデータ・セットを構築するため、お客様、パートナー様、および他の組織と連携しています。また、大手システム・インテグレーター、NPO、大学、政府機関、研究者、および医療プロバイダーと、ポータルに関する議論を重ねています。 Denodoは、CDPの作成に加えて、緊急事態が続く間は、お客様とパートナー様が、COVID-19関連のすべてのイニシアチブで、追加コストなしでDenodo Platformの能力を無制限に利用できるようにしました。
さらに、Denodo Express - COVID-19エディションを完全に機能する分析サンドボックスとして提供し、コロナウイルス・パンデミックと闘うためのソリューションを開発する際に自由に使用できるようにしています。
- CDPアドレス: https://www.denodo.com/en/page/coronavirus-data-portal