

Denodoの自動クラウドインフラストラクチャ管理を利用すると、AWS環境でDenodoのハイブリッドクラウドデータ仮想化システムを迅速にデプロイ・構成できます。AWSに最適化されたDenodoイメージを起動して、Amazonの柔軟な時間単位のライセンスオプションを活用しましょう。AWS向けDenodo Platformは従量課金制(時間単位)、年間サブスクリプション、またはBYOL(ライセンス持ち込み)を選択できます。
AWS向けDenodo Platformの特徴は一元化されたWebベースのユーザーインターフェースです。シングルサインオン、AIを利用したデータカタログ、優れたパフォーマンスを実現するMLを利用したスマートクエリの最適化設定と構成設定、Apache ZeppelinをベースにしたDenodo Notebookなどの機能があります。AWS向けDenodo Platformは、高く評価されているオンプレミス環境向けDenodo Platformと同じ完全な機能を提供できます。
AWS向けDenodo Platformは3種類のサブスクリプション方式を選択できます。「Denodo Professional」は、データ仮想化の着手を支援できるように設計されたエントリーレベルのサブスクリプションです。また、より高度なデータ仮想化を実現する論理データファブリック機能を備えた「Enterprise」と「Enterprise Plus」もご用意しております。
主要機能の比較
機能 | Denodo Professional $6.27/時間より |
Denodo Enterprise $15/時間より |
Denodo Enterprise Plus $21.26/時間より |
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従量課金制(時間単位)または年間サブスクリプション | |||
データソース数 | 5件まで | 無制限 | 無制限 |
開発*インスタンス数とソリューションマネージャー**インスタンス数 | 1 | 1 | 1 |
パフォーマンス最適化 | + スマートクエリアクセラレーション + MPP |
+ スマートクエリアクセラレーション + MPP |
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セキュリティ: RBAC、認証メカニズム(LDAP、AD、Kerberos, SSO)、承認、暗号化、マスキングなど | |||
データリネージ | |||
データサイエンス向けDenodo Notebook(Apache Zeppelinベース) | |||
バージョン管理 | |||
データカタログ | |||
高度な診断 | |||
AIベースのデータディスカバリー | |||
サマリー推奨 | |||
コラボレーションセマンティック: 推奨、警告、非推奨 | |||
タグベースのポリシー |
**要求に応じて提供
DenodoはAWS APNパートナーであり、Amazon Redshift対応プログラムに参加しています
Denodoには、Amazon Redshiftに加えて他のオンプレミスデータソースやクラウドデータソースとのネイティブな接続機能があります。Denodoのパフォーマンスオプティマイザを活用することで、ペタバイト規模のデータをリアルタイムに統合することが可能です。Denodoの高度なオプティマイザは、処理を可能な限りAmazon Redshiftにプッシュダウンすることで、総合的なパフォーマンスを改善します。
Denodo Platformが提供する、150以上のクラウドやオンプレミスのデータソースとの設定済み接続機能の中には、以下のAWSサービスとの最適化された接続機能が含まれます。

Amazon Redshift

Amazon Athena

Amazon Aurora

Amazon S3

Amazon RDS

Amazon EMR
GOVCLOUDに対応(米国のみ)
Denodo Platformは、AWS Marketplaceを通じてAWS GovCloud(米国)向けの規制ワークロードに対応できるようになりました。AWS GovCloud(米国)とは、米国の連邦政府、州政府、地方政府のコンプライアンス要件を抱えたお客様を支援する目的で、機密データと規制ワークロードをクラウド上でホスティングするために設計された隔離AWSリージョンです。
Denodo PlatformとAWSを用いたハイブリッド論理データウェアハウス: リファレンスアーキテクチャ AWSのリファレンスアーキテクチャ図

Denodo Platformには、Amazon Redshiftに加えて他のオンプレミスデータソースやAWSクラウドデータソースにも対応したネイティブな接続機能があります。Denodo Platformのパフォーマンス最適化機能を活用することで、ペタバイト規模のデータをリアルタイムに統合することが可能です。
「当社は、Denodo Platformを採用し、データアナリティクスのプラットフォームをクラウドへ移行する際に役立てました。Denodoのデータ仮想化機能は、その移行に際して重要な役割を担いました。Denodo Platformは、すでに優れた製品ですが、常に進化しており日々改善されています」
主なユースケース
ハイブリッドロジカルデータウェアハウス
Denodo Platformはオンプレミスのデータストア(例: 従来のエンタープライズデータウェアハウス、分析アプライアンス、データベースなど)、Amazonのデータウェアハウス、SaaSアプリケーション(Salesforceなど)を統合した単一の論理ポイントを実現します。この論理ポイントから、任意のBIツールかレポートツールを用いてリアルタイムかつシームレスに統合データをクエリすることが可能です。ソースデータの保存場所は問わず、データをコピーする必要もありません。
クラウドマイグレーションの加速化
クラウドベースのデータウェアハウスソリューションの導入に伴い、組織はAmazon Redshiftにデータを移動させています。AWS向けDenodo Platformを利用すると、業務分析ツールや業務アプリケーションから見たデータの所在を抽象化することで、移行プロセス中のビジネスユーザーやビジネスアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能です。
クラウドでAI/MLをシンプル化
データレイク、IoTアーキテクチャ、noSQL、SaaSなどのテクノロジーとリレーショナルデータベースを併用すると、最新の分析、ML、AIの必要性に拍車がかかります。しかしながら、企業内の利用可能なデータを漏れなく検出・把握する作業には時間がかかる場合があります。Denodo Enterpriseに含まれるApache ZeppelinベースのDenodo Notebook、統合セキュリティ機能、高度なデータカタログ機能を活用すると、データの物理的な所在に関わらず、既存のデータセットを簡単に閲覧して迅速に分析することが可能です。