2021/06/02 - Japan
9:30 am to 1:00 pm JST
昨今、大規模なデジタル変革に取り組む必要性が高まっています。このような深遠なデジタルトランスフォーメーションに取り組むために、企業はより優れた柔軟性、応答性、スピードを求めて、インフラの重要な部分をクラウドに移行する必要があります。IDCは、2021年末までに、ほとんどの企業が、パンデミック前に比べ2倍の速さでクラウド中心のデジタルインフラストラクチャとアプリケーションサービスへの移行を加速するメカニズムを導入するであろうと述べています。では、クラウド中心のデジタルインフラストラクチャに移行し、それに伴う一般的な課題のいくつかを回付するための最良のアプローチとは何でしょうか。
この疑問への回答を入手するために、6回目の開催となるFast Data Strategy バーチャル・サミットに是非ご参加ください。ベンタナ・リサーチ社の最高経営責任者兼統括研究者であるマーク・スミス氏の基調講演のほか、多くのエキスパートによるインタラクティブな講演をご用意しております。
参加対象者:
経営幹部、基幹業務の責任者、アーキテクト、ビジネスアナリスト、データサイエンティスト、BIプラクティショナー、開発者、またはデータを扱う立場であるかどうかに関わらず、Fast Data Strategyバーチャル・サミットは、エンタープライズデータをより有効に活用する方法について、新鮮な視点をご案内します。
参加して得られること:
学び
業界のリーダーたちからの豊富なインサイト、ベストプラクティス、ケーススタディ、最新のトレンドを活用ください。
ネットワーク
同僚や業界のリーダー、実務家とのつながりやネットワークなど関係範囲を拡大いただけます。
成長
デジタルトランスフォーメーションをクラウドイニシアティブへ進めることを成功させるためにご自身とチームのナレッジを進歩させられます。
昨年(2020年)の参加者のコメント
エキスパートによるリアルタイムの質疑応答のあるプレゼンテーションは素晴らしかった”
共有されたコンテンツは明確で、従来のアプローチよりも優れた方法の提案でした。またすべての質問はエキスパートによりすべて回答されました”
Agenda
キーノート・セッション
9:30 - 9:35
ウェルカム: Fast Data Strategy バーチャル・サミット
Speaker: 中山 尚美 (営業本部本部長/Denodo)
2021年のFast Data Strategy バーチャル・サミットのキックオフ・セッションです。テーマやトピック、セッションについてご案内します。
9:35 - 9:55
アナリスト・キーノート: クラウドの仮想化- 新しいエンタープライズデータアーキテクチャの機会
Speaker: マーク・スミス(CEO & Chief Research Officer, Ventana Research)
世界中の組織がさまざまなパブリッククラウドサービスプロバイダー(AWS、Google、Microsoftなど)を採用しており、それぞれにストレージ、コンピューティング、ネットワーク、セキュリティのオプションのポートフォリオがあります。これらはすべて、ハイブリッドおよびマルチクラウドのエンタープライズアーキテクチャの管理において大きな課題を生み出します。幅広い分析や運用要件をサポートするためにクラウドと物理インフラストラクチャからのデータへのガバナンスと統合に対する影響はさらにより悪くなります。
1つのパブリッククラウドプロバイダーで、現在および将来のすべてのニーズを満たすことができるでしょうか?現在の複数のパブリッククラウドとプライベートクラウドに散在するデータをどのように管理できますか?また、マルチクラウドおよびオンプレミスシステムをどのように管理し、運用して、それらのいずれかのデータから価値を得るにはどうすればよいでしょうか。VentanaResearchのチーフリサーチオフィサーであるマーク・スミスが、データとクラウドの仮想化と統合の課題と今後の道筋を解説し、最高の成功を収めるための構造上の道筋を設定します。
9:55 - 10:15
カスタマー・キーノート: Denodoを核としてデータ起点で進めるデジタル変革の取り組み
Speaker: 安井 勝俊 氏(株式会社大林組 デジタル推進室 デジタル推進第一部 部長)
大林グループは、創業150周年(2042年)の「目指す将来像」の実現に向けて、ロードマップの最初の5年間になすべき施策として「中期経営計画2017」を策定し、取り組んで参りました。今年度はその最終年度となります。また、VUCA時代と称される不確かな時代にもしなやかに対応できる企業への変革に向けて、特に重点的かつ横断的に取り組む経営課題への対応指針を「企業変革プログラム」として策定しました。同プログラムでは、「中期経営計画2017」の総仕上げとして取り組む「最優先事項」と、事業環境の変化に応じた成長・飛躍を支える人財・組織、デジタル領域などの「基盤変革」を掲げております。本講演では、Denodoを核としてデータ起点で進める当社グループのデジタル変革の取り組みについてご紹介いたします。
10:15 - 10:35
テクノロジー・パートナー・キーノート: データのシングル・ソース・オブ・トゥルースを実現するSnowflakeのご紹介
Speaker: 石川 幸生 氏(Snowflake 株式会社 シニアセールスエンジニア)
本セッションでは、データのシングル・ソース・オブ・トゥルースを実現するSnowflakeのご紹介と題しまして、Snowflakeが何者なのか?と会社概要から我々が提供しているソリューション概要および目指している世界をご紹介いたします。“データ活用“というキーワードに対して企業がどのような課題を抱えているのか?それに対してSnowflakeがどのように解決できるのか?(例:増え続ける企業データマネジメント、サイロ化したデータの統合、利用ユーザ増加によるパフォーマンス劣化、BCP/マルチクラウドでのサービス化等)
サードパーティのデータやパーソナライズされたデータにアクセスして深いインサイトを獲得し、データを通じて、より影響力のあるカスタマーエクスペリエンスを提供することができます単なるデータウエアハウスの位置づけではなく、企業内外で利用可能なシングル・ソース・オブ・トゥルースをData Cloudを実現するための、Snowflakeのデータプラットフォームをご紹介していきます。
10:35 – 10:50
パートナー・セッション①: 「PoCを成功させるジール支援サービスの紹介」~大林組様など多数の実績・隠れた課題の洗い出しから解決までを支援~
Speaker: 上釜 淳子 氏(株式会社ジール ビジネスディベロップメント部 シニアコンサルタント)
ジールでは、大林組様をはじめ、複数の製造業界、人材業界などでのPoCを実施してきた実績があります。PoCを成功に導くうえで、重要となるのは、テーマや課題を明確にすることとなります。
Denodoが提供するデータ仮想化技術を使い、ビジネス要件、技術的な要件をクリアすることを確認し、データの準備や、運用コストを削減することを目指します。
お客様と一緒にPoCのテーマ設定から結果資料作成まで、PoCを成功に導く伴奏型支援サービスをご紹介致します。
10:50 - 11:05
パートナー・セッション②: クラウドファーストによるデジタル変革を阻む壁事業現場で直面するデータ活用課題に対するベストプラクティスのご紹介
Speaker: 大門 真也 氏(大日本印刷株式会社 DXセンター デジタルマーケティング本部 企画・販促2部 マネージャー)
不確実性の高いニューノーマルな社会や経済環境において、クラウド戦略を強化してデジタル変革を推進する企業が増えている一方、期待通りの成果があがらないという課題として顕在化しています。
その多くはDXのためのITインフラ基盤の検討が必要とされているにもかかわらず、事業現場で直面するデータ活用の課題に対して取り組むべき方向性を定めらていないケースが見受けられます。本セッションでは、Denodoプラットフォームの利用ユーザー企業でもある弊社としてどのようにデータ活用課題に着目してクラウドファーストの実現をご支援できるのか、ユースケース等を交えてご紹介いたします。
11:05 - 11:10
11:10 – 11:40
Denodoセッション: Denodo エンタープライズ・データカタログ(デモ)
Speaker: 貞森 雄介(プリセールス・エンジニア/Denodo)
従来のように物理的に1つの場所に全てのデータを集積した究極のデータリポジトリのデータレイクを前提としたディクショナリ(インベントリ)型のデータカタログは、時が経つにつれて、そのメンテナンスの大変さやデータ鮮度の低下から、データ分析者想定のスピード感と一致しなくなり、昨今では逆に大きな負の遺産となっているような状況も見られます。
Denodoデータカタログは、ソースデータを論理的に仮想統合する最適化エンジンと組み合わせ、単一のメタデータリポジトリを基にして、データカタログを提供しているという点、また、クエリを作成してデータを参照したり、全文検索エンジンと組合わせる事により、メタデータだけではなくデータそのものを検索対象とするような事も出来る点で、従来のデータカタログ・プロバイダーとは一線を画すものとなっています。
本セッションでは、データの民主化とデータドリブン・アーキテクチャの旅に必要となる、新しく刷新されたDenodoデータカタログをデモンストレーションを交えて解説します。
11:40 – 11:55
パートナー・セッション③: Denodo 導入パターンおよび導入効果のご紹介
Speaker: 中谷 祐哉 氏(日鉄ソリューションズ株式会社 金融ソリューション事業本部 営業本部 営業第四部 エキスパート)
Denodo(データ仮想化)について、昨今お客様からのお問合せが非常に増えており、日本における認知度の高まりを肌で感じております。
日鉄ソリューションズ株式会社では2013年に国内第一号のDenodo販売代理店となって以来、多数の導入プロジェクトを経験してまいりました。
今回はいくつかのDenodo導入パターンとその導入効果をご紹介し、皆さまのデータ統合・活用における課題検討の一助として頂ければと思います。
11:55 – 12:10
パートナー・セッション④: 製造業に向けた工場のデータ活用からはじめるデータ仮想化
Speaker: 田中 梓 氏(日本システムウェア株式会社 サービスソリューション事業本部 ビジネスプロセスサービス事業部 デジタルプラットフォーム部 副部長)
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進される企業が多くなっており、その切り口としてデータマネジメントを選択される企業が多くなっております。その反面、データマネジメントの取り組みを失敗されている例を耳にするケースが増えております。具体的には、データマネジメント計画を全社標準で進めず、インフラありきで計画を進めたことによりデータの正確性が失われ、継続的な基盤として使われなかった事例がございます。
当社では、失敗例を踏まえ、データマネジメントの現課題をアセスメントし、課題を可視化させて頂きます。IoTで数多くのデジタル化を実現してきた当社としては、工場のデータ活用を当社のソリューションにて実現し、ユーザへのセキュアでガバナンスの効いた環境をDenodoで提供致します。当社の考え方と導入モデルを紹介させて頂きます。
12:10 – 12:30
Denodo セッション: データレイク・アクセラレーションvs. データ仮想化 – その違いは?
Speaker: 平井 孝典(プリセールス・エンジニア / Denodo)
近年、データレイクテクノロジーは、修正を繰り返しながら日々進化を続けています。いくつかのデータレイクエンジンは、究極のデータリポジトリの作成を目的として、より優れた取込み機能、ガバナンス、およびアクセラレーション機能で市場に展開しています。しかし、それらはデータ仮想化機能を備えたロジカルアーキテクチャでも出来ることではないでしょうか。では、2つのテクノロジーの違いは何でしょうか。それらは、敵対する(相反する)ものでしょうか、それとも友好的(共存できるなど)なものでしょうか。本セッションでは、その詳細を解説します。
12:30 – 13:00